皆さん、こんにちは🌞
今年も残すところ2週間余りとなりました。
生物環境工学科では11月27日、12月3日にJABEE授業参観を実施しました。
生物環境工学科では、より良い教育を目指し
前期・後期に各2回ずつ、教員同士による授業参観が行われます。
11月27日(水)には、梅田先生による「生物環境調節工学」の授業を参観しました👀
この授業は1年生の開講科目です。
この科目は「施設園芸において、光・温度・湿度・二酸化炭素などの環境因子が
植物の生育に与える影響について、更にはそれぞれ環境因子の
計測方法やコントロール方法」について学ぶ科目です。
「作物の生長に必要な環境因子とは、植物の生産性(生長速度)を高める方法とは、
光・温度・湿度・二酸化炭素などの環境因子をどのように計測、
コントロールするか」などを学びます。
今回の講義では、前回講義(光と作物の関係)のおさらいの後、
「二酸化炭素と作物の関係、湿度と作物の関係」について学んびました🎓
この講義について梅田先生は、
「作物の生育に最適な環境と、栽培環境を効果的に調節する手法の2つの内容を
学習していきます。そのため、覚えることが多く大変かもしれませんが、
『安全で、機能性と信頼性が高く、おいしい農産物を安価に、そして持続的に
国民・世界に供給する』ことが求められる日本農業には欠かせない内容です。
国家公務員試験(農業農村工学分野)での専門科目に指定されている科目ではありますが、これからの食や農に関心がある方は積極的に取り組んでほしいと思います」
とのことでした🌾
12月3日(火)には、生物生産システム工学研究室の先生方の担当科目で、
梅田先生の回の「生物生産システム工学実験」 の授業を参観しました👀
この授業は3年生の開講科目です。
この科目は、「作物生産に関わる計測・制御手法や、
収穫後農産物の物性計測やデータ解析手法」を学ぶ科目です。
具体的には、「農業生産分野における材料試験や環境計測、糖度計測など
基本的な試験方法や計測機器の基本的な原理、
またコンピュータを使用したデータ処理方法やその利用」について学びます。
今回は、「3回連続の2回目の実験でしたが、ロボットプログラミングを
実践しながら計測と制御の仕組み」について学びました🎓
参観していた先生方も実際にプログラミングを体験し、
興味津々な様子でロボットを動かしていました😊🎮
実際にプログラミングによりロボットが動いている動画をご覧ください🎬
この講義について梅田先生は、
「私たちの日常生活はプログラムによる計測と制御が欠かせないものになり、
そのような技術を農業生産分野に応用することができれば、
生産性を効果的に高めることに繋がります。
しかし、計測と制御と言うと難しい内容に思ってしまいがちです。
様々なセンサが取り付けられたロボットをプログラミングによって作動させること
により、興味を持って学習できるように進めています」とのことでした🔧
ご協力いただきました梅田先生、ありがとうございました👏
早くもインフルエンザが流行り始めていますが、
しっかり予防対策をして冬本番に備えましょう⛄
学科事務室