2019年10月29日火曜日

藤桜祭・進学相談会

皆さん、こんにちは🍂
朝晩の冷え込みに、だんだんと冬の気配を感じますが
体調を崩さないように気を付けましょう😷

さて、10月26日(土)~27日(日)に、本学部の学部祭である藤桜祭が行われました!
藤桜祭は、学生が主体となり、教職員や地域の方々のご支援を賜り実施されます。

サークル活動や研究室単位で模擬店を出店したり、
様々な体験ができるスペースを設けるなどして盛り上がりを見せました🍟

生物環境工学科からは「地域環境保全学研究室」が、
以前からご縁のある、岩手県一関市大東町の方々と物産品を販売しました🍄

また「生物生産システム工学研究室」では、今年ブームを巻き起こした
タピオカミルクティーを販売し、多くの方々に楽しんでいただけたようです✨

さらに、「動物生態環境学研究室」では、
シューティングシミュレータで狩猟体験ができる体験型の展示を実施しました。
子どもたちにも人気で、順番を待つ長い列ができることもありました!
ずっしりと重たい本格的な散弾銃(弾を使わないビーム式)に苦戦する様子も
見られましたが、普段なかなかできない体験に満足してくれたようでした😄 

狩猟体験の脇には、卒業研究などの研究紹介のパネル展示もありました。

今年は、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)の研究をしているので、
テーブルの上に、リアルなカメのぬいぐるみを展示しました。
これも学生が作ったんですよ👀
ミドリガメは甲羅は最大28 cmまで大きくなって、30年くらい生きるんです!
飼うのは相当な覚悟が必要ですね🐢


さて、そんな中、同時に行われていたのが進学相談会です👓
お茶を飲みながら、各学科の教員と和やかな雰囲気で話ができるということで、
昨年よりもさらに多くの高校生や保護者の方々が来てくださいました。


ピンポイントな研究分野に興味を持っている生徒さんもいたので、
是非、生物環境工学科で頑張ってほしいですね!

 生物資源科学部では、毎年10月下旬~11月上旬に藤桜祭がありますので、
この記事を読んで興味を持っていただいた方は
来年の藤桜祭進学相談会にて、ご来場お待ちしています💁


2019年10月4日金曜日

藤沢高等学校体験実習2019

みなさんこんにちは。


9月28日(土)に生物資源科学部では、
日本大学藤沢高等学校の生徒さんたちに向け、体験実習を実施しました。
生物環境工学科には、藤沢高等学校の2年生が
9名男子4名、女子5名)来てくれました😊

今回は、「果物や野菜の冷え方、冷やし方」というテーマで
生物生産システム工学研究室の川越先生、研究室の学生さんが担当しました。

はじめに、なぜ、果物や野菜(青果物)は冷やさなければならないのか、
そして生産地で冷やされた青果物を食卓まで低温のまま届ける
コールドチェーンと呼ばれる低温流通機構について講義を行いました🍎

冷えることは熱が移動することなので、
まず熱の伝わり方を説明し、青果物を冷やす方法として
空気冷却法冷水冷却法氷冷却法真空冷却法1)紹介しました。

 昼食後、レタスおよびリンゴを用い、
空気冷却法冷水冷却法真空冷却法により冷却しました
予め決めた時間ごとにレタスリンゴを取り出し、
それらの切断面をサーモグラフィー2)によって温度分布を観察してもらいました🔍
高校生の皆さんも興味津々の様子で観察していました✨

 時間の経過とともに外側から内側に向かって次第に冷えていく様子や
レタスのように葉と葉の間にある空気が熱の伝わりを邪魔していることなどが
観察できました。さらに、真空冷却法によるレタスではわずか20分程度で
内部までほぼ均一に冷えたことを示すことができました👀

最後に、あらためて各冷却法の特徴について説明し終了しました。
1) 真空冷却法
 水の周囲の圧力が下がると、その水の沸点は下がります。また、水が沸騰して蒸発するときに周囲から熱を奪います。この現象を利用し、3~5℃で水が沸騰するくらいまで青果物周囲の圧力を下げ、青果物から水が蒸発して青果物の温度を下げます。

2) サーモグラフィー
 物体はその温度に対応した赤外線を出しています。特殊なカメラでこの赤外線をとらえ、物体表面の温度分布を画像に変換する方法あるいは装置のことです。

今回の体験実習を通して、生物環境工学科で学べることについて理解し、
皆さんに興味を持ってもらえたら幸いです😃

今回ご担当いただきました川越先生、
ご協力いただきました生物生産システム工学研究室のみなさん、
ありがとうございました‼