2018年12月25日火曜日

藤桜祭・進学相談会2018

みなさん、こんにちは!
もういくつ寝るとお正月という時期になりましたね~❆

ちょっと遅くなりましたが、10月27(土)~28日(日)の2日間で本学部の学部祭である「藤桜祭」が実施されましたので、ご紹介します!
この「藤桜祭」は、大学生が主体となりながら、大学教職員、更には地域の皆さんのご支援を受けて実施しています。

今年度の学部祭全体の参加者は2日間で、
なんと 8,568名となり、昨年度より来場が多い結果となりました😆
1日目の午前は小雨でしたが、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

この「藤桜祭」では、大学所属のサークルや各学科の研究室が模擬店を出店し、それぞれが取り組んでいる研究活動などのPRもしています🌼

生物環境工学科の「地域環境保全学研究室」では、過去に大学のセミナーハウスがあったご縁から、岩手県一関市大東町との交流が続いています。
今回は、大東町の物産品の販売・宣伝をしました。特に、玉こんにゃくや桜の塩漬けなどが人気だったようですよ🍢


また、「動物生態環境学研究室」では、
シューティングシミュレータで狩猟体験をしてみませんか? と題した体験型での教室展示を実施しました♪




シューティングシミュレータの射撃体験では、ずっしりと重たい本格的な散弾銃(弾を使わないビーム式)を小学生くらいの子供さんから高校生、お年寄りまで体験していただき、順番待ちの長蛇の列ができるほどでした!!
大盛況の余り、お待たせすることになってしまい申し訳ございませんでした🙏



↑シカ、イノシシを捕獲するワナの体験も実施しました。

動物生態環境学研究室では、希少種のように数が減りすぎた生物がいる一方で、数が増えて農林漁業や生態系に影響を与える野生動物への対策の対応策の1つとして、狩猟や捕獲のあり方を実際のフィールドで猟師さんたちと協働で研究しています。


さらに、学部祭と同時開催している進学相談会では、今年から学科教員と和やかな雰囲気で話せる茶話会形式🍵となり、多くの高校生・親御さんが足を運んでくださいました🙋
「この分野に興味があるけど、何学科にいけば学習・研究できるのか?」
といった、学科を超えた質問などもありました。



生物資源科学部では、毎年10月下旬~11月上旬に藤桜祭がありますので、
この記事を読んで、興味を持っていただいた方は、来年の藤桜祭・進学相談会にて、ご来場お待ちしています🐘💙
さらには、スタッフ側として参加してくださる日を心待ちにしています✨



2018年12月17日月曜日

2018年度 丹沢大山自然再生活動報告会🌄


みなさん、こんにちは✋
今年もあと僅かとなり、年末に向けて慌ただしく日々が過ぎていますが、
いかがお過ごしでしょうか⛄

日本大学 生物資源科学部のある神奈川県は都会のイメージですが、丹沢大山山塊都市住民の飲料水を提供しているのですよ🌄

丹沢大山山塊は、都心にほど近い自然環境を与えてくる一方で、ブナ林の減少や野生動物による食害や、人間による過剰利用によって、環境の悪化が深刻となっています。

神奈川県が、行政・民間企業・県民・大学等の研究機関と協働体制で取り組んでいる丹沢大山を含む地域の再生に本学科の糸長浩司先生、藤沢直樹先生、三谷奈保先生も参画しています。

詳細は丹沢大山自然再生委員会のHPをご覧ください↓
http://www.tanzawasaisei.jp/gaiyou.html


この丹沢大山の自然や地域再生に取り組む活動の報告会が、12月15日(土)に日本大学 生物資源科学部にて開催されました!!
約250名もの来場者があり、多くの県民の皆さまや大学生にご参加いただきました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました🌼

地域再生の部門で三谷奈保先生が「狩猟や捕獲の現場から考えるジビエ」

藤沢直樹先生が「NPOによる農地・山林の管理に対する所有者の意識と評価」と題して、学生らと取り組んできた研究内容の報告をしました。



報告会のとりまとめとなる総括では、糸長浩司先生の進行のもと、今後の丹沢大山自然再生活動の展開のあり方、特に若い世代を取り込んだ研究活動展開も議論され、小中学校や高校との連携の必要性も議論となりました👀

大学は、行政や民間企業などと連携した研究活動の実施や報告の場となっています。
一般の方も参加できるシンポジウムなども多くありますので、
機会がありましたら積極的に参加してみてください!!


それでは、風邪など引かないよう、暖かくしてお過ごしください🎅🎄🍗

2018年12月10日月曜日

JABEE授業参観2018後期

みなさん、こんにちは😃
今年もあと僅かとなり、年末に向けて慌ただしく日々が過ぎていますが、
みなさん風邪など引いていませんか?


さて、生物環境工学科では11月29日と12月5日にJABEE授業参観を実施しました。

JABEEについてはこちらに説明がありますので、ご覧ください。
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~bae/career/#career04

7月に前期 授業参観をご紹介しましたが、年4回よりよい教育のために、教員が他の教員の授業を参観しに来ます。

まずは、
11月29日(木)に川越 義則先生「ポストハーベスト工学」 の授業を参観しました。対象は2年生です。
         

収穫した農産物を食料として無駄なく、有効に最大限利用するための収穫後処理技術を学
ぶ科目です。

今回は、「エチレン」が青果物に及ぼす影響についてです。
エチレンは、バナナなどの青果物を熟すために用いられていて、各国・各地域での方法の歴史について学んでもらいました🍌

もちろん、プラス面だけでなく、マイナス面もあり、身近な青果物を例に説明されています。

この講義では、資料が穴埋めになっていて、ポイントを自分で書き込みながら受講します。また、配布資料も豊富で、試験前には復習しやすい形式になっています👀




次に、
12月5日(水)は笹田 勝寛先生「農地環境整備学」の授業を参観しました。
対象は同じく2年生です。
水田や畑地など農地の圃場整備に必要な知識や技術を学ぶ科目です。


具体的には、農地整備がなぜ必要か、農地の土壌とは、用水と排水の計画手法、整備された農地の権利がどうなるか、整備する農地を構成するもの、整備の工事手順などを学びます🌾

今回の講義は、前回講義(畑地の土壌と水)のおさらいの後、畑地の排水計画の演習を行いました。
さらに、畑地の圃場整備に必要な工事についても学んでもらいました。

この講義は、圃場整備の現場をできるだけイメージしてもらいたいので、
多くの現場写真を見てもらいながら、進めています😃

農業土木の公務員を目指す人は、この科目で出てくるキーワードは絶対に理解しないとだめですよ。
そのためにも教科書を買って、宝物にしてくださいね☝
          


          

ご協力いただきました、川越先生、笹田先生ありがとうございました。


街中はクリスマス一色ですが、日本大学 生物資源科学部でもほんの少しですがイルミネーションでクリスマス気分を味わえるのですよ✨

それでは、どうぞ良いお年をお迎えください⛄
学科事務室

2018年12月3日月曜日

中園和憲さんの研究が南日本新聞で紹介されました☆

みなさん、こんにちは!

12月に入り、今年も残りわずかですね⛄
寒くなりましたが、ホットなニュースをお知らせします😍

動物生態環境学研究室の大学院(生物環境科学専攻)1年生の
中園和憲さんの研究が南日本新聞で紹介されました✨
このブログでも、6月に「最後の秘境 鹿児島県トカラ列島の外来種」として
紹介しましたね👀
トカラ列島の貴重な生態系に与える外来種の影響は
甚だしいにも関わらずほとんど注目されていません...

中園さんは、外来種のテンの食性やどんな環境を好むか研究しています。
具体的には、糞の中身を調べて、食物の残渣から、
テンが何を食べているか調べたりしています🍎

まだ研究は始まったばかりなのですが、
テンが食べているもののなかには、
トカラ列島に固有の昆虫や鳥が含まれていること、
ミミズをたくさん食べていることがわかりました😄

今、多くの在来種や固有種が絶滅の危機に瀕しています。
イタチやテンだけでなく、ネコやヤギなどの
外来種の影響が心配されていますが、ほとんど研究されていません。
テンやその他の外来種が与える影響が明らかになれば、
トカラ列島の保全につながると思います。😊

ご自身の住んでいる街にも、外来種はいます。
動物だけでなく植物にも外来種は多いので、
お散歩しながら探してみるのも良いかもしれませんね👐

中園君、これからも頑張ってください✨

学科事務室