2019年12月11日水曜日

JABEE授業参観(後期)2019

皆さん、こんにちは🌞
今年も残すところ2週間余りとなりました。

生物環境工学科では11月27日、12月3日にJABEE授業参観を実施しました。

生物環境工学科では、より良い教育を目指し
前期・後期に各2回ずつ、教員同士による授業参観が行われます。

11月27日(水)には、梅田先生による「生物環境調節工学」の授業を参観しました👀
この授業は1年生の開講科目です。
この科目は「施設園芸において、光・温度・湿度・二酸化炭素などの環境因子が
植物の生育に与える影響について、更にはそれぞれ環境因子の
計測方法コントロール方法」について学ぶ科目です。
「作物の生長に必要な環境因子とは、植物の生産性(生長速度)を高める方法とは、
光・温度・湿度・二酸化炭素などの環境因子をどのように計測、
コントロールするか」などを学びます。

今回の講義では、前回講義(光と作物の関係)のおさらいの後、
「二酸化炭素と作物の関係、湿度と作物の関係」について学んびました🎓

この講義について梅田先生は、
「作物の生育に最適な環境と栽培環境を効果的に調節する手法の2つの内容を
学習していきます。そのため、覚えることが多く大変かもしれませんが、
安全で、機能性と信頼性が高く、おいしい農産物を安価に、そして持続的に
国民・世界に供給する』ことが求められる日本農業には欠かせない内容です
国家公務員試験(農業農村工学分野)での専門科目に指定されている科目ではありますが、これからの食や農に関心がある方は積極的に取り組んでほしいと思います」
とのことでした🌾


12月3日(火)には、生物生産システム工学研究室の先生方の担当科目で、
梅田先生の回の「生物生産システム工学実験」 の授業を参観しました👀
この授業は3年生の開講科目です。
この科目は、「作物生産に関わる計測・制御手法や、
収穫後農産物の物性計測やデータ解析手法」を学ぶ科目です。

具体的には、「農業生産分野における材料試験環境計測糖度計測など
基本的な試験方法や計測機器の基本的な原理、
またコンピュータを使用したデータ処理方法その利用」について学びます。

今回は、「3回連続の2回目の実験でしたが、ロボットプログラミング
実践しながら計測と制御の仕組み」について学びました🎓
 
参観していた先生方も実際にプログラミングを体験し、
興味津々な様子でロボットを動かしていました😊🎮

実際にプログラミングによりロボットが動いている動画をご覧ください🎬


この講義について梅田先生は、
「私たちの日常生活はプログラムによる計測と制御が欠かせないものになり、
そのような技術を農業生産分野に応用することができれば、
生産性を効果的に高めることに繋がります。
しかし、計測と制御と言うと難しい内容に思ってしまいがちです。
様々なセンサが取り付けられたロボットをプログラミングによって作動させること
により、興味を持って学習できるように進めています」とのことでした🔧

ご協力いただきました梅田先生、ありがとうございました👏

早くもインフルエンザが流行り始めていますが、
しっかり予防対策をして冬本番に備えましょう⛄


学科事務室






2019年11月30日土曜日

就職支援セミナー2019


みなさん、こんにちは!

11月30日(土)に、生物環境工学科では、
学科の専門分野で活躍している卒業生のみなさんを招いて
職業紹介をしてもらう「就職支援セミナー」を実施しました✨
今年で2回目の開催です😍

民間企業からは19団体
官公庁や地方公共団体からは18団体(国、都道府県、市区町村)
参加して頂きました👀

対象は1年生から4年生、大学院生まで幅広く
80名以上の学生さんが参加していました😄


 
昨年度に引き続き多くの卒業生が、在校生と就職の相談をし、
アドバイスをしてもらいました💪
ご参加いただきました参加者の皆様
今後とも生物環境工学科を宜しくお願い致します😊


学科事務室


2019年11月18日月曜日

生物環境工学科 三谷 奈保 専任講師が、日本テレビ「いた!ヤバイ生き物 キケン生物と大バトル」に出演します!

みなさん、こんにちは!

先日、生物資源科学部では推薦入試が実施されました。
いよいよ受験が本格始動ですね😃

さて、このブログでも何度か動物に関する話題を提供していますが、
動物生態環境学研究室の三谷 奈保先生が
日本テレビの番組に出演することになりました👐

明日(2019年11月19日(火)19:00~)放送です😍
是非、見てみて下さい👀

番組リンク:「いた!ヤバイ生き物 キケン生物と大バトル」↓↓

動物生態環境学研究室サイトへ↓↓

学部HP関連情報↓↓


学科事務室

2019年10月29日火曜日

藤桜祭・進学相談会

皆さん、こんにちは🍂
朝晩の冷え込みに、だんだんと冬の気配を感じますが
体調を崩さないように気を付けましょう😷

さて、10月26日(土)~27日(日)に、本学部の学部祭である藤桜祭が行われました!
藤桜祭は、学生が主体となり、教職員や地域の方々のご支援を賜り実施されます。

サークル活動や研究室単位で模擬店を出店したり、
様々な体験ができるスペースを設けるなどして盛り上がりを見せました🍟

生物環境工学科からは「地域環境保全学研究室」が、
以前からご縁のある、岩手県一関市大東町の方々と物産品を販売しました🍄

また「生物生産システム工学研究室」では、今年ブームを巻き起こした
タピオカミルクティーを販売し、多くの方々に楽しんでいただけたようです✨

さらに、「動物生態環境学研究室」では、
シューティングシミュレータで狩猟体験ができる体験型の展示を実施しました。
子どもたちにも人気で、順番を待つ長い列ができることもありました!
ずっしりと重たい本格的な散弾銃(弾を使わないビーム式)に苦戦する様子も
見られましたが、普段なかなかできない体験に満足してくれたようでした😄 

狩猟体験の脇には、卒業研究などの研究紹介のパネル展示もありました。

今年は、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)の研究をしているので、
テーブルの上に、リアルなカメのぬいぐるみを展示しました。
これも学生が作ったんですよ👀
ミドリガメは甲羅は最大28 cmまで大きくなって、30年くらい生きるんです!
飼うのは相当な覚悟が必要ですね🐢


さて、そんな中、同時に行われていたのが進学相談会です👓
お茶を飲みながら、各学科の教員と和やかな雰囲気で話ができるということで、
昨年よりもさらに多くの高校生や保護者の方々が来てくださいました。


ピンポイントな研究分野に興味を持っている生徒さんもいたので、
是非、生物環境工学科で頑張ってほしいですね!

 生物資源科学部では、毎年10月下旬~11月上旬に藤桜祭がありますので、
この記事を読んで興味を持っていただいた方は
来年の藤桜祭進学相談会にて、ご来場お待ちしています💁


2019年10月4日金曜日

藤沢高等学校体験実習2019

みなさんこんにちは。


9月28日(土)に生物資源科学部では、
日本大学藤沢高等学校の生徒さんたちに向け、体験実習を実施しました。
生物環境工学科には、藤沢高等学校の2年生が
9名男子4名、女子5名)来てくれました😊

今回は、「果物や野菜の冷え方、冷やし方」というテーマで
生物生産システム工学研究室の川越先生、研究室の学生さんが担当しました。

はじめに、なぜ、果物や野菜(青果物)は冷やさなければならないのか、
そして生産地で冷やされた青果物を食卓まで低温のまま届ける
コールドチェーンと呼ばれる低温流通機構について講義を行いました🍎

冷えることは熱が移動することなので、
まず熱の伝わり方を説明し、青果物を冷やす方法として
空気冷却法冷水冷却法氷冷却法真空冷却法1)紹介しました。

 昼食後、レタスおよびリンゴを用い、
空気冷却法冷水冷却法真空冷却法により冷却しました
予め決めた時間ごとにレタスリンゴを取り出し、
それらの切断面をサーモグラフィー2)によって温度分布を観察してもらいました🔍
高校生の皆さんも興味津々の様子で観察していました✨

 時間の経過とともに外側から内側に向かって次第に冷えていく様子や
レタスのように葉と葉の間にある空気が熱の伝わりを邪魔していることなどが
観察できました。さらに、真空冷却法によるレタスではわずか20分程度で
内部までほぼ均一に冷えたことを示すことができました👀

最後に、あらためて各冷却法の特徴について説明し終了しました。
1) 真空冷却法
 水の周囲の圧力が下がると、その水の沸点は下がります。また、水が沸騰して蒸発するときに周囲から熱を奪います。この現象を利用し、3~5℃で水が沸騰するくらいまで青果物周囲の圧力を下げ、青果物から水が蒸発して青果物の温度を下げます。

2) サーモグラフィー
 物体はその温度に対応した赤外線を出しています。特殊なカメラでこの赤外線をとらえ、物体表面の温度分布を画像に変換する方法あるいは装置のことです。

今回の体験実習を通して、生物環境工学科で学べることについて理解し、
皆さんに興味を持ってもらえたら幸いです😃

今回ご担当いただきました川越先生、
ご協力いただきました生物生産システム工学研究室のみなさん、
ありがとうございました‼

2019年9月30日月曜日

生物環境工学インターンシップ報告会が開催されました☆

すっかり秋の陽気になってきましたね🍁
運動の秋、読書の秋、食欲の秋・・・みなさんはどんな秋が好きですか?😁

さて、夏休み期間中の10日間、JABEE生をはじめとする
生物環境工学科の3・4年生が、3年次開講科目の
「生物環境工学インターンシップ」の一環として
学科の専門分野に関する機関へインターンシップに行ってきました✨

ご対応頂きました受入先の方々へ
この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございます。

そして、9月28日()には、インターンシップ先での実習結果や
そこで学んだこと、学科との関りなどを発表しました📌
 実習期間中、実際にいろいろな現場に赴き、さまざまな調査を実施して、
データの解析やディスカッションを行ってきたようです📐
実際に、2年次開講科目の「応用水理学」で学ぶ流量や流速、
模型を使った試験などを見学した学生さんがいました🌊
また、3年次開講科目の「社会基盤施設工学各論」で紹介しあ
シュミットハンマーを用いた調査もしたようです🚩
みなさん、大変貴重な体験をさせて頂きましたね😌
座学で学んだことが、現場でどのように使われ、
地域に貢献しているか、実感できたという感想が多かったですね😊
将来の方向性が見えた学生さんもいたのではないでしょうか😄



生物環境工学科では、11月30日()に、就職支援セミナーを開催します。
今回訪問した機関や、当学科の分野に関する企業に勤める
卒業生が参加してくれます👐

3・4年生はもちろん、1・2年生も
生物環境工学科がどんな分野で活躍しているかを知る良い機会なので、
是非参加してみて下さいね😍



学科事務室

2019年9月3日火曜日

【アマゾン森林火災】串田教授のコメントが朝日新聞デジタル版に掲載されました!

皆さん、こんにちは!
少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました🍂

さて、生物環境工学科の串田圭司教授の、アマゾン森林火災についてのコメントが
朝日新聞デジタル版「今さら聞けない世界」に8月29日から掲載されています。

「地球の肺」が呼吸困難 アマゾン火災、日本も関わりが、という記事です。

8月下旬に、アマゾンの森林火災が、
例年になく大規模になっていることが話題になりましたね。
テレビやネットニュースでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

主要7カ国首脳会議(G7)で「国際的危機」として取り上げられたり、
ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオ氏が5億2千万円の寄付をしたり、
世界の著名人から対策を求める声が広がったりしましたね。

日本も緊急援助物資を供与することを決めたそうです👏

日本大学生物資源科学部ホームページ

   朝日新聞デジタル版へのリンク (有料会員限定記事なので一部がご覧になれます。)


串田圭司教授によりますと、世界ではアマゾン以外にも
森林火災が問題になっているところがあるそうです。

それは、
アフリカ、東南アジア、亜寒帯の森林、オーストラリアなどです。

特に亜寒帯の森林火災や東南アジアの泥炭湿地林の火災は
一度の火災で、森林が数百年から数千年もの間かけて蓄えた
膨大な土中の落葉などを燃やすのですね🔥

これは、アラスカ・フェアバンクスの晴れた夏の日に
突然森林火災の煙が現れたときの様子です☁

これは、インドネシア・バンカラヤの森林火災の煙の中の夕日です🌇

今後、温暖化により世界的に極端な乾燥など、極端な気象が起こりやすくなります。
環境への影響を考慮した開発だけでなく、地球温暖化対策も必要ですね☝


生物環境工学科では、このような地球や地域の環境も学ぶことができます!!

10月26日()・27日()にはには進学相談会が開催されます✨
また、同日に学部祭である「藤桜祭」も開催されているので、
藤桜祭をお楽しみいただくと同時に、

ぜひ生物環境工学科のブースにもお立ち寄りください😆




2019年8月29日木曜日

学部の施設で野生動物実習!!

みなさん、こんにちは🌻

今年も8月20日~23日に、静岡県にある学部施設の富士自然教育センター(FNEC)で、
野生動物フィールド実習(3年生の科目)が3泊4日で行われました😆

野生動物の調査や対策について学ぶ実習で、
地元の方々にもご参加頂いているんですよ😃

 まずは、FNECの敷地内の森を歩きながら、野生動物の痕跡を探します。
最初は何も見えなかったのに、だんだん、シカイノシシムササビリスなど、
様々な動物の痕跡に気がつくようになってきます🐾
木の幹にアライグマの爪痕がたくさん見つかりました👀
静岡県でも外来のアライグマが分布を拡げているそうです💦
今年の実習では、獣害が発生している麓の地区で、空からドローンで痕跡を探します🚁
学生もドローンを飛ばしてみたのですが、
全員、墜落させずに離陸した台に戻せました😊

実際に、麓の農地の上から撮影した画像がこちらです。
水田のすぐ隣にある耕作放棄地に、イノシシの寝床や通り道があることがわかりました💨
農家の方々も興味津々で、画像を見ながら、
一緒に獣害対策について話し合いました📌
天子ヶ岳の郷保存の会の皆様、いつもありがとうございます✨
さて、実習の最終日には、初日に設置したセンサーカメラの
ベストフォトコンテストも行っています📷
今年のベストフォトは、Sさんが撮影した木漏れ日の中を歩くシカ
シカがアートな感じに撮れました✨
来年はどんなベストショットが選ばれるか楽しみです😍
この実習で、実際の野生動物の調査や対策を学び、
将来の道を決めた学生もいるそうですよ😊


さて、10月26日()・27日()にはには進学相談会が開催されます✨
また、同日に学部祭である「藤桜祭」も開催されているので、
生物環境工学科に少しでも興味がある方は、藤桜祭をお楽しみいただくと同時に、
ぜひ生物環境工学科のブースにもお立ち寄りください😄
お待ちしております!


学科事務室


2019年8月8日木曜日

サイエンススクール for ガールズ2019(動画あり)🐑

皆さんこんにちは!
まだまだ暑い日が続いていますが、夏バテしないように気を付けましょう🍧

さて、そんな中サイエンススクール for ガールズ(SSFG)が開催され、
「Menu9 野生動物を見る!知る!捕る?」というテーマのもと、
女子高生15名と保護者の方3名にご参加頂きました☆彡

定員を超えてしまい参加できなかった方、
大変申し訳ありませんでした😥

この実習では、野生動物の調査法だけではなく、
シカやイノシシが農林業や生態系に与える問題についても学びます。

講義を終えると、いよいよ森へ出かけます🌳


あらかじめ仕掛けておいたセンサーカメラを回収しました📹
何が写っているかは講義室に戻って確認です。

さて、増えすぎた野生動物の被害対策の一つとして、捕獲があります。
足くくりわなの仕掛けを学び、
わな設置の模擬実習(ばねを外した踏み板部分のみを使用)を行いました。
シカやイノシシが気がつかないで踏むように、わなを埋めた部分が、
自然に見えるように工夫してくださいね!

講義室に戻り、回収したセンサーカメラの画像を確認すると、
そこにはタヌキが写っていました!

同じ場所に、今度はシマシマのしっぽ、、、
これはアライグマのようですね🐻
畑の近くに設置したカメラにも、アライグマがたくさん写りました。
この畑では、近頃動物の食害が増えていたそうなのですが、
犯人はアライグマだということが判明しました👀
動画も載せたので、是非ご覧ください!!

10月26日()・27日()にはには進学相談会が開催されます✨
また、同日に学部祭である「藤桜祭」も開催されているので、
藤桜祭をお楽しみいただくと同時に、
ぜひ生物環境工学科のブースにもお立ち寄りください😄
お待ちしております!