2018年12月3日月曜日

中園和憲さんの研究が南日本新聞で紹介されました☆

みなさん、こんにちは!

12月に入り、今年も残りわずかですね⛄
寒くなりましたが、ホットなニュースをお知らせします😍

動物生態環境学研究室の大学院(生物環境科学専攻)1年生の
中園和憲さんの研究が南日本新聞で紹介されました✨
このブログでも、6月に「最後の秘境 鹿児島県トカラ列島の外来種」として
紹介しましたね👀
トカラ列島の貴重な生態系に与える外来種の影響は
甚だしいにも関わらずほとんど注目されていません...

中園さんは、外来種のテンの食性やどんな環境を好むか研究しています。
具体的には、糞の中身を調べて、食物の残渣から、
テンが何を食べているか調べたりしています🍎

まだ研究は始まったばかりなのですが、
テンが食べているもののなかには、
トカラ列島に固有の昆虫や鳥が含まれていること、
ミミズをたくさん食べていることがわかりました😄

今、多くの在来種や固有種が絶滅の危機に瀕しています。
イタチやテンだけでなく、ネコやヤギなどの
外来種の影響が心配されていますが、ほとんど研究されていません。
テンやその他の外来種が与える影響が明らかになれば、
トカラ列島の保全につながると思います。😊

ご自身の住んでいる街にも、外来種はいます。
動物だけでなく植物にも外来種は多いので、
お散歩しながら探してみるのも良いかもしれませんね👐

中園君、これからも頑張ってください✨

学科事務室