みなさん、こんにちは!
日中も涼しくなり、秋を感じるようになりましたね🍁
10月5日(火)からは対面式での講義も再開します、後期の授業も頑張りましょう💪
さて、生物環境科学科の生物生産流通施設学研究室の
都 甲洙 教授と佐瀬 勘紀 特任教授らが研究成果をまとめた論文
「Determining the Internal Structure of Ice Cream Using Cryogenic Microtome Imaging and X-ray Computed Tomography」が
日本食品工学会賞論文賞に選ばれ
日本食品工学会2021年度大会(9月7日)で表彰されました✨
みなさん、アイスクリーム🍦の内部構造がどうなっているかご存知ですか?
アイスクリームは主に、気泡、氷結晶、乳製品で構成されていて、
アイクリームの最終品質に大きな影響与えるそうです👀
都 甲洙 教授らはこのアイスクリームの内部構造を研究しています🔍
この内部構造の計測にはいくつか方法がありますが、
特に電子顕微鏡、X線CT計測では前処理として、試料の凍結乾燥が行われるのですが、
この方法ではアイスクリーム内の氷結晶が昇華し、空隙として残ってしまうため、
元来の気泡との区別が困難でした・・・・
そこで!!
この研究では、極低温ミクロトームスペクトルイメージングシステムとX線CTを用いて、
同じ試料から同時に気泡、氷結晶、乳製品の
ミクロからマクロ計測と3次元計測を行ったのです!
(極低温ミクロトームスペクトルイメージングシステムは都 甲洙 教授らが本研究用として開発したものです)
この手法は、アイスクリームの新しい品質評価のみならず
食品の調理・加工、食品製造工程の合理化への応用が期待されています😄
学科事務室